昨日まで僕がやっていた「マテリアルアドベンチャー with メイクドゥ(makedo)」の会場に、黒いTシャツを着た少年達が沢山来て「つくる」を思いっきり楽しんでいってくれました。
彼らは、こどもプログラミングサークル‘スクラッチ’のメンバー。
昨年のMAKE Tokyo Meeting 07(mtm07)で、一緒にドライブシミュレーターを作った仲です。彼らがスクラッチで組んだドライブシミュレーションプログラムに、センサーなど実装したナノボード、それにメイクドゥで作ったハンドルやペダルなどの簡単インタフェースを組み合わせて作ったドライブシミュレーターに感動し、今回のイベントをご案内したのです。
で、彼らの黒いTシャツは、近くで開催されているMozilla Vision 2012に、デモ&ワークショップで参加していたからです。その空き時間に遊びに来てくれたのでした。
mtm07で、彼ら(子供達)が作ったプログラム(ゲームや実用ものなど)の出来に驚くと同時に、彼らの大人以上(!)のプレゼンテーション&言葉使いを含めたコミュニケーション力に感動した方が数多くいたことと思います。その彼らがメイクドゥとジョインしたら、どんな事が起きるのでしう?
この日、彼らの多くが着ぐるみを作り、剣を振りかざし闘っていましたが、それにセンサーが着いたら...LEDが仕込まれたら...カメラで読みとったら...など、恐らく彼らはメイクドゥを使いこなして「思った事」をスグに形にしてTry&Errorを繰り返し、次のステップのモノ作りに励むことでしょう。
多くの方が気が付きませんが、メイクドゥ(makedo)はコネクターですが、ノリやガムテープと明らかに違う特長があります。それは「ピン接合」という、部材を繋げた箇所を軸にして回転する接合方法ということ。(ノリやガムテープは面やラインなど広い範囲を固定するので、どちらかと言うと剛接合かな)
そんな事に気が付いて、キネティックな何かを考え出したら、どんなモノや空間(小屋も作っていきましたよ。)ができるのでしょう?考えただけでワクワクします。僕が思い描いているだけでしょうか?いやいや、そんな事はありません、もっと先を彼らは考えちゃうでしょうね〜。
そんな事を「バシバシ」作っては壊し、着ぐるみを身につけて闘っては改善し、最後には気に入った着ぐるみを「着たまま」表参道の街中に消えて行った彼らの後ろ姿を見ながら、自分の目の前で起きていた事に感動しました。僕の頭には「未来少年」という言葉しか浮かびませんでした。
こどもプログラミングサークル‘スクラッチ’
「マテリアルアドベンチャー with メイクドゥ(makedo)」 | メイクドウ公式HP | メイクドゥオンラインショップ
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