アセトンスチームで、マットな積層3Dモデルをツルピカにする方法

個人的には臭いが大嫌いなアセトン。
そのアセトンを大き目の瓶の中で蒸発させて、その中に積層出力した3Dモデルを数分入れておく事で
全体に均一な感じで表面を少しだけ溶かして、ギザギザ感をならしたツルツルな表面に仕上げるアイデア。
動画は以下。




まるで陶器みたい。
動画ではRepRapのプレートで加熱してますが、普通の家庭用ホットプレートや湯煎でもできそう。
比較的低価格な0.35mmの積層出力モノでも、中級の0.1mmモノでも同じ様な仕上がりな様子。

アセトンで溶ける、ABSで出力したもの前提なのですが、職人芸的アプローチがイイ。
※ディテールが消えること前提の出力方法とかの探求する人、でてきそう。

ABSモデルに直接塗る方法もありますが、全体的に滑らかにするには今回の方法が良さそう。
ちなみにアセトンは引火性が高いので、試す場合は火気厳禁で。※当然自己責任で＆ストーブ注意。



via:Hack a Day
Original:Vapor Treating ABS RP parts