音で3Dプリントする、1万円以下の3Dプリンタ

つまり電話やファックスでモノを送れる可能性を示した、わずか1万円以下(100加ドル)のフォトリソグラフィー式の3Dプリンタ。
[削除されていた仕組み動画を追加UP:2013.09/25.09:38]







値段もスゴいけど発想が面白い、フリーの3DソフトBlenderのPython scriptで、スライスした断面を音声データ化してオーディオジャック経由でプリンターに送り、音の波形をレーザー照射して造形する3Dプリンタ。肝はレジン(樹脂)の滴量カウントによるZ軸の正確性の再現でしょうか。一応スキャンもできます。
値段ばかり気にしていて、動画見てませんでした...で今日気が付いて慌ててメモした、画期的な発想。

ひとつ前にポストした「野菜ウェーブ」でもスライスを活かしたアニメーションを見せてくれましたが、この発想が進化して今回の3Dプリンタに進化したものと思われます。面白いですね。kickstarterでは価格面が注目されてか、先週末の公開から数日で、既に調達目標額の6倍の資金調達に成功しています。
indiegogoでは、まだまだ未達成。

枯れたオーディオ技術を再活用するので、オーディオピンジャック付きストレージ(テープやレコードやCDやMPプレイヤーなど)が、そのまま保管にも移動にも活かせます。電話やファクスでの伝送も考えられますよね。
ちなみに、この辺の3Dプリンタが使うレーザー焼結方式による3Dプリントに関する技術は、来年2014年に特許が切れる予定なので、実際にプロダクトが販売される頃には知財関係もクリアされていることを見越しての発表と想像。
来年には3千円とかで、続出するのでしょうか。期待しましょう。

Original:indiegogokickstarterThe Peachy Printer

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