5年間、高度2万メートルをグルグル飛び続ける無人のソーラープレーン。

携帯電話の電波塔100本分がカバーする範囲をたった1機で自然災害や天候などの地上の環境とは無関係な、雲の上の2万メートル上空からカバーする無人のソーラーUAV(無人飛行機)。


陽が当たる時間に内部バッテリーに充電し、夜間も飛行を継続して、一度飛び立てば5年間地上に戻る必要がないソーラープレーン。約30kgの機材を搭載することができるので、携帯電話の電波塔的役割や、ある箇所を定期的にモニタリングし続けるための撮影機器的役割など、人工衛星よりも気軽に同様の機能をこなせるアイデアとして注目されます。ぐるぐると飛び続けられる観測範囲は、1機で日本の九州とほぼ同じ45,000平方キロメートル(約212km四方)と広大。

via:IEEE Spectrum
Original:Titan Aerospace:Solara 50

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