宇宙ロケット母艦の時代がやってきてた。

地球の遠心力の最も効く場所「赤道」でロケットを打上げることで、静止軌道への最短距離での到達を目指した、燃料の節約と環境負荷の低減を実現する移動式の海上ロケットランチシステム。


dsc_0103.jpg
dsc_0033.jpg
_dsc1087.jpg

アメリカのボーイングが主体となってノルウェーとロシアとウクライナの4つのロケット関連会社が結束して開発した洋上ロケットランチャー。赤道付近で発射することで、燃料の代わりに約17〜25%も追加の荷物を搭載できます。それに、もし打上げに失敗した際にも、海上であれば問題も少なくなります。また地球のセンターでの打上げなので、北半球や南半球への振り分けができる点も秀逸です。

石油掘削リグの技術を使った240名のクルーが乗船する、このロケットランチャーは既に1999年から運用されているそうです。。。知らなかったのでメモ。

via:Gizmodo
Original:Sea Launch Zenit-3SL system

コメント