人を直接温めたり冷やしたりすることで、エアコンの負荷を減らすアイデア

エアコンで部屋全体の空気を冷やしたり温めるのではなく、寒さや暑さを感じる人間自体をダイレクトに温度調整しちゃう逆転発想の、ファッションと住空間が劇的に変化するウェアラブルな腕時計型サーマルデバイス。




人は、身体の一部を急速に（最低1秒間に0.1度）冷やしたり温めたりすることで、体全体が暑いとか寒いとか感じることを発見したことから生み出されたアイデア。
この腕時計型デバイスは、手首の一部を1秒間に0.4度も急激に温度変化させることができる最新のプロトタイプで、搭載しているリチウムポリマーバッテリーで8時間の温度コントロールが可能とのこと。空気を媒体にして人を温めたりする効率の悪さを解消する、エネルギー負荷を低減する画期的な発想。スゴい！

MADMEC (Photo: Franklin Hobbs)
via:gizmag | MIT news
Original:Wristify