3Dプリンタブームの影で、CNCが密かに進化していました。

たった2万円だけど思ったよりも高性能な超小型3DプリンタMakiboxの、駄目ダメ感ある生産&出荷体制の崩壊状態を肌で感じながら横を見たら...kickstarter創世記の成功例のひとつであるCNCが、早々に自力生産&出荷を移管して第2弾を発表していました。



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そうでしたね。5年前にたった10台を作って売る為の1500ドルをkickstarterで資金募集したことから始まった、Maker界のサクセスストーリーの1つでした。その後、彼Edward Ford氏は、世界中の人々が彼のCNCを求めていることを知って驚くと共に、生産体制を受託しているInventableと組むことでその需要を吸収し完遂することができたのでした。

その第2弾は、ビデオを見る限り初期型の改善すべき点が細部にわたりブラッシュアップされている感があり、好感が持てます。
もう3Dプリンタ待つのは止めて、これ買って作った方が早いと確実に思える、高さ5cmで約30cm四方のモノが切削できる低コストCNC。Inventableからの販売ということで、比較的人件費の掛かるアメリカのシカゴでの生産&出荷体制でも、来年早々1/19からの出荷開始をキチンと守れそう。
これ大事。なぜかって、僕ら自作派(Makerともいう)は、自分で作るのに時間とコストが掛かり過ぎる場合に限り、モノを買うからです。CNCや3Dプリンタが欲しいのではなく、それで作りたい物が先に立ちます。ソコ大事。
※勿論人によって異なります。

気になる価格は、電気系やプーリーやベルト類等の動く部分を自分が用意する必要のあるキットが299ドル。
フルキット(ルーターは別売りだと思う)は649ドルからと凄いお手頃。

via:Make:
Original:Edward FordShapeoko 2

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